実務経験者にこそぜひ受講して欲しい!
もともとSEO会社に勤務し、現在、フリーランスで活動している山本雅佳さん。
1000サイト以上のSEOに携わっていた山本さんの視点から『WACA公認ウェブ解析士認定講座』はどのように映ったのか今回尋ねてみました。
「Facebookで学生時代の友人が、ウェブ解析士について書き込みしていたのを見たのがきっかけでした。フリーランスになろうかどうか迷っていて、そのためには、実用性のあるコンサルティングスキルなど身につけたいと考えていたため受講を決めました。悩むよりまずは進んでみようかな、と。」
数多くのSEOに携わっていて、実務で慣れている山本さんから見れば、最初に受講する「初級ウェブ解析士認定講座」は簡単すぎると思うのですが、実際に受講されてみて、ご感想はいかがでした?
「逆に、これまで実務経験がある方に、初級ウェブ解析士認定講座をおススメしたいです。使用するテキストはとても内容が濃く、単に文字が多い・図版が多いではなく、『ぎっしり』という日本語が当てはまるくらいノウハウが濃密な内容です。どのツールでも応用できるアクセス解析の基礎知識を学ぶおかげでGoogleアナリティクスのデータの細かい部分なども以前までは『これが正しい知識なのか?これで本当にいいのか?』といった不安がありましたが、自信を持ってお客様に対応できるようになりました。あいまいな知識で、クライアントにWEBコンサルティングを提供している人は少なくないでしょう。」
SEOに携わっている立場から見たウェブ解析士認定講座とは?
ちなみに、上級ウェブ解析士認定講座はいかがでしたか?結構、課題レポートで悩む方がいらっしゃるようですが・・・。
「確かに、課題レポートは難易度がとても高く、通常の仕事の傍ら悪戦苦闘の毎日を過ごしていました。ただ他の受講者たちのマーケティング施策やプランニングの仕方なども見れる点ではとても得るものは大きいと言えます。」
上級ウェブ解析士認定講座を学んで、実務で活かせてる点はありますか?
「何といっても『根拠のある提案ができる点』に尽きます。SEOのコンサルでは、アクセス解析ツールからお客様のウェブサイトのSEO施策を掘り下げる(対策キーワードの種類や効果検証)ことが多々あり、クライアントのヒアリングを続けていくと『どうすれば売り上げが上がるのか』というSEOの範疇ではないところまで飛躍します。そんな時、どうしたらいいのか、そこからどの方向へ進むことがベストなのか、ということはこれまでは手探りでした。今は『直帰率は●●だと高いのでランディングページのデザイン変えましょう』とか『Twitterから来た人は買っていく率が高いから強化できないか』という提案に切り替えられるようになり、やはりデータという裏付けが無ければ根拠のある提案はできませんし、これまでとはクライアントの納得感も違ってきました。よって、ウェブ解析が、今後、とても重要な位置づけになることは間違いないでしょう。」
全体を通じて、ウェブ解析士認定講座の一番良いところは、何でしょうか?
「ウェブ解析=データ解析スキルだと思ってましたが、この講座の一番プラスになるところは、WEBマーケティングの基礎知識も体系的に学べる点です。インターネット上のブログ記事などで情報がバラバラになっており(点)、どの知識がどの知識と結びつくのか複雑ですよね。その点と点をきちんと順序だてて学べる、つまり『ライン(線)』で学べたことがこれまでの疑問を解決してくれました。しかも、営業マン、顧客サポート、コンサルタント、プログラマー、WEBデザイナーなど、対象とする職種も選びませんから、職種が『●●だから必要ないかも』と思わず、これからのWEB業界の展望を考えると、WEBに携わっている人には、ぜひ、取得することをおススメします。」
最後に、今後のご自身の展望などあれば、弊社サイトで紹介しますが・・・?
「ホームページ制作と、ソーシャルメディア活用やブランディングを含めたSEOの仕組みづくり(SEOデザインと呼んでいます)、そして地元札幌にも寄与したいという思いから、毛色は異なれど札幌で表現活動・クリエイティブをしている人たちのプロモーションをしていきたいと考えています。アートイベントなどを通して札幌がもっと明るくなれば経済や人の心も明るくなるに違いないという一方的な考えからです。ご関心のある方、ご連絡お待ちしております。」
<編集後記>もともとSEO会社で実務経験のある山本さんですが、上級ウェブ解析士認定講座では、一番前の席で、熱心に傾聴していた姿がとても印象に残っております。現在、独立し、ホームページ制作をメインにやっておりますが、ただ制作するだけではなく、どうしたらWEBを経由して、その企業の売上が上がるのかをつねに真剣に考えているその眼差しに感服します。ウェブ解析スキルを身に付けた山本さんのこれからの成功を応援します。